Q | ネオーラルとプレドニンの違いってなんですか?免疫抑制剤とホルモン?よくわからないので解る方がいたら…あとネオーラルの副作用もプレドニンと似たものですか?質問ばかりですいません(__) |
A | プレドニンは体がもともと分泌している物質(と似たようなもの)を合成したものです。免疫抑制作用の他に抗炎症作用が強く、炎症を抑えるのによく使われます。ネオーラルは体の免疫反応を抑える薬で、臓器移植の為に用いられたのが始まりです。 体内に自然にある物質ではありません。また、炎症を抑える効果はあまりありません。副作用は割と似ていますが、ネオーラルにはムーンフェイスや塩類の蓄積作用は無く、骨にもあまり影響しません。 プレドニンより副作用は少ないですが、腎臓に負担をかけやすく、リンパ腫や皮膚がんのリスクが高まります。総合的には、免疫抑制が目的ならネオーラルの方が長く使用し続けられます。(臓器移植患者は生涯使用したりします)ただ、ネオーラル(に限らず免疫抑制剤一般)を使用していると妊娠はNGです。 催奇形性があります。 ネオーラルは他の免疫抑制剤よりマシだそうですが。補足について========================ネオーラルでムーンは聞いたことがありませんが、プレドニンと同じような副作用(高血糖・高血圧・多毛等)は強まるかもしれません。 もちろんネオーラル独自の副作用もあります。でも、免疫抑制剤を使うことによってプレドニンの量を減らせるわけですから、トータルでは単独使用より薬の量を減らせる(=副作用も減らせる)ことになります。私も以前ネオーラルではありませんがプレドニンと免疫抑制剤を両方飲んでいました。 その時は「ずいぶんプレが少ないなぁ」と思ったのですが、結果的に効いたので免疫抑制剤の力だったと思います。で、免疫抑制剤についてですが、体に備わっている「異物をやっつける」機能を弱めてしまう薬ですから、当然外からの攻撃に弱くなります。なので、ちょっとした感染でも重くなってしまいます。自己免疫系の病気の場合、自分の体を異物と思ってしまっているので、体をやっつけない為に使うわけです。なお、花粉症やアトピーになり難いと言う嬉しい副作用(?)もあります。 おかげで今年はティッシュの消費量が激減でした(^^) |
Q | 一昨年から爪に異常が現れ、病院で乾癬と診断されました。免疫抑制剤ネオーラルとステロイドにて治療を続けてきましたが一向に改善が見られません。現在の状態は右手2本を除いて全滅…凹凸が激しく変形してしまい、自分で見ても本当気持ち悪いです。爪乾癬は治りにくいという事はよく分かっていますが、落ちてしまいます。足の爪も同じ状態なのでサンダルを履きたくても人の目が気になってしまい、薄着の季節は辛いです。薬の副作用と戦いながら頑張ってきましたが、この際爪を全て剥ぎたいと考えてしまいます…。そこでふと思ったのですが爪の移植(人工爪等)って出来るのものなのでしょうか?今はないとしても将来的に可能性はあるんでしょうか?凹凸がひどいため、人工爪もつけられない状態なのでそういったものがあるなら救われる思いです。爪乾癬について詳しい方がいましたら教えて頂きたいです。また、乾癬を克服した方や改善に向かっている方がいましたらお話が聞きたいです。あと…爪について、何か良い隠し方はありますか?人工爪は凹凸でつかないし…指サックを全ての指にはめるのは不自然だし…悩んでます。私は今年23歳になります。なんとか隠せる方法があったら嬉しいです。たくさんの質問で申し訳ないのですがお願いします。 |
A | 乾癬歴25年以上になる者です。爪乾癬は爪の根元の部分が炎症起こすことで爪が厚くデコボコになりますので爪の根元に薬をしっかり塗ると良いと思います。軟膏が塗りにくい時はローションタイプの外用薬を爪の根元に沁み込ますように塗ると良いと思います。爪の根元の赤みが消えてくれば炎症が治まったということなので爪の改善が期待できます。ただし、爪は全部生え換わるのに8ヶ月から1年かかると言われていますので、仮に今根元の炎症が治まってもすっかりきれいになるのは来年の今頃までかかるのは覚悟しないといけないですね。家族、友人や職場の同僚などは病気のことを理解してくれているので気にしませんが、仕事で名刺交換する際やお店で支払いをするときなどはぎょっとする人もいてやはり相手の目を気にしちゃいますね。もう慣れましたけれど。時々その指はどうしたんですかなんて聞いてくる人もいますが、そういう時は貧血がひどいと爪がボロボロになっちゃうらしいんです~とか言ってごまかしてます。私は男だしオッサンだし人目を気にしなくなっているので大した問題じゃなくなってきていますが、20代の頃はいつも指を折り曲げて人目につかないようにしていたり、引っ込み思案になったりでしたね。ある時ふと気がついたんですが、こういうのは自分が気にするほど相手は気にしてないんじゃないのって思うようになりました。うら若き女性の参考にはならないと思いますがひとつの例としてご紹介します。 |
Q | 病名は難治性ネフローゼで、現在ネオーラル(シクロスポリン)という薬を飲んでいます。数か月悩まされ続けた尿たんぱく値が、これを飲んでから劇的に回復したのですがその分副作用の一つである腎機能の低下・慢性腎不全になるのをとても心配しています 取り急ぎ、ネオーラルという薬の「通常の服用期間(*病名は何でも結構です)」をご存じの方教えてください。又、ネオーラルを飲んで、腎機能低下・慢性腎不全になってしまったという話を聞いたことがある方も合わせて教えてください。 |
A | 薬剤師です。 ネオーラルに関してですが、例えば腎臓移植を行った患者さんであれば、一生飲み続ける方もいらっしゃいます。 副作用に関してですが、確かにシクロスポリンは副作用が強いため、腎障害などの副作用が出てしまう事があります。そのため、現在は血液中のシクロスポリン濃度を測定して、副作用が起こりにくいように薬の飲む量の調節をおこなうことが多くなっています。そういった事を行っていますでしょうか? 簡単ではあるけど、腎臓からのサインを確認する方法はあります。薬局やドラッグストア等でウロペーパーというのが売られています。自分の尿の蛋白量などを確認する事ができます。定期的に自分でチェックを行ってみるというのも腎臓を守る一つの手段ではあると思います。ただし、あくまでも尿だけでは腎障害が起きている事は断定できません。しかし目安にはなるはずです。 |
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。